口座開設のきっかけ
シンガポールの銀行は、給与支払いを口座に設定している場合、金利優遇を受けれることがあります。口座によって金利にも差があり、現在使用している口座よりも条件が良さそうなので、OCBCで銀行口座を開設することにしました。
シンガポール赴任時にDBSで口座を開設した際は、英語もままならない状態でしたので、会社のローカルスタッフに付き添ってもらい、話を進めてもらっていましたので、記憶も曖昧です。自力での開設は今回が初めてです。
今は、英語力は赴任当時より多少改善したとは言え、まだ相手によって、聞き取りやすい人、聞き取りにくい人があり、また聞き慣れない単語も出てきます。
やはり、オンライン申請の方が安心ということで、OCBCのホームページを覗いてみたところ、オンラインで開設できそうだったため入力を進めていきましたが、最後の段階で、外国人は店舗で手続きするよう表示されました。
最初からそう書いておいて欲しいと思いながらも、仕方なくオンラインは諦め、意を決して店舗に行くことにしました。
OCBC店舗での手続き
手続きに必要なもの
必要なものは、次のとおりです。(外国人前提)
- パスポート
- EP(Employment Pass)
- 初期預け入れ額 SGD1,000
- 電話の請求書か、バンクステートメントのいずれか一つ。
店舗での流れ
店舗入口で、スタッフの人に口座を開設したいこと、外国人であることを告げると、必要書類があるかを確認してくれます。問題ないことを確認できると、番号札をもらい、店舗内で順番を待つよう言われました。
DBSはフォーマルな印象でしたが、 OCBCはどちらかと言うと(いい意味で)カジュアルな感じの接客という印象を持ちました。
待つこと数分、順番が回ってくるとモニターに自分の番号が表示され、指示されたカウンターに向かいます。
カウンターに入り、口座を開設したいことを告げ、必要書類を提出します。
その後はスタッフの人の質問に従って、概ね以下のような流れで進んでいきますので、事前に考えておくとよいでしょう。
- インターネットバンキングのアプリのダウンロード
- 開設したい口座の種類
- デビットカードの要否
- チェックブックの要否
- 電話番号
- メールアドレス
- 職業 / Occupation
- 月収
- 6桁の暗証番号登録 (インターネットバンキングログインとデビットカード用)
- サインの登録
- インターネットバンキングの有効化(ログインコードの入力、ロクインパスワードの入力、有効化のためのワンタイムパスワード入力。なお、ログインコードは、次回以降のログインでも必要になります。書類などは何も受け取らず、どこにも記載はないので、画面の写真を撮って控えておく必要あります。後で自分で変更可能です。)
以上のことが大体20分ぐらいで完了します。
初期デポジットのSGD1,000は、後で自分でATMで預け入れるよう言われました。
また、チェックブックは後日郵送されてくるとのことでした。
この店舗の手続の中で、自分でしないといけないことは、アプリのダウンロード、サイン登録、暗証番号の登録、インターネットバンキングの有効化だけですし、指示してもらいながらできるので、英語に不安のない方でしたら、窓口の方が楽ですね。無事に開設できました。